商品解説【投資信託】
積み立てNISAやIDECOでは投資信託を積立てて行くことが可能です。
投資信託とはどのような性質を持った商品なのか?をより良く知ることが今後の投資リターンを大きくする可能性を高めるでしょう。ともすれば負けるという確率を相対的に減らすことも可能です。
1.そもそも投資信託とは?
投資信託とは一言でいえば多数の投資家から集めた資金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用することでその投資成果がそれぞれの投資家の投資額に応じて基準価格の値上がり益や分配金が分配される仕組みの商品の事です。
投資成果というのは値上がりを約束するものでは無く、相場環境や下手な運用をされた場合は損をする事もあります。
つまり投資信託は元本が保証されている金融商品ではありません。
2.基準価格とは?
投資信託の値段の事です。
基準価格とはおおよその銘柄で1万口あたりの値段です。
基準価格が10000円であれば10000円÷10000口ですので1口は1円という事になります。
(運用当初は基本的に1口1円からスタートします)
基準価格が50000円の投資信託を買う場合投資資金が50000円必要かといえばそうでは有りません。現在はネット証券などで100円から投資が可能です。
50000円の投資信託を100円買い付けた場合
50000円÷10000口=5円 1口=5円ですので、100円÷5円=20口
1口5円のファンドを20口買い付けたという事になりますね。
また上述したように投資信託は運用開始時の基準価格は10000円ですのでふまえれば現在の基準価格が10000円以上か未満かで運用がうまくいっている銘柄なのかどうかという判断材料の一つになるでしょう。
また基準価格が高いと割高で安いと割安と考える人がたまにいますが、上述したようにその銘柄が過去に良い運用をしてきた証拠ともなりますので、割高や割安といった考え方は基準価格に対してはそぐえません。
3.コスト
投資信託にはコストがかかります。
つまりコスト<リターンでいないと意味がありません。
コストを見ていきましょう。
販売手数料:基準価格に一定率を掛けた金額です。
近年は販売手数料がないものが主流になりつつあります。
信託財産留保額:差し引かれるもの差し引かれないものがありますので目論見書をチェックしてください。
信託報酬:日々差し引かれますので最も重要なコストと言えます。
インデックスファンドでは最低0.3%以下
アクティブファンドでも最低1.1%以下のものが良いでしょう。
インデックスファンド アクティブファンドについては明日解説します。
コストに関しては安い方がよいでしょう。ただし安すぎる場合は途中償還もあり得ると考えねばなりません。
慎之介です。
ファンドの種類や中身については後々綴ります。
私の考え方としてはインデックスファンドに最大限投資ですが、アクティブファンドにも使いようがあります。
事実今年私はNISA口座でひふみ投信というアクティブファンドを買い付けていきます。
その結果を月次でリポートしていきます。
読んで頂き有難うございました。