【複利効果】を考える
【複利効果】について考えてみる。
私が昨年度より加入したIDECOの解説記事やニュースなどでよく見る言葉が複利効果です。
複利効果とは運用で出た運用利益を再投資に回すことにより運用利益がさらに運用利益を出すという効果です。よく雪だるま式に増えていくとか表現されているのを目にします。
また複利効果が威力を発揮するのは長期投資です。
5年積み立てより10年積み立てさらに10年積み立てより20年積み立ての方が複利効果の威力が発揮されます。
その為IDECOや積み立てNISA等を活用し少しづつでも積み立て投資を行っていくことにより、複利効果を発揮することが出来ます。
反対語は単利と言い利益が出たら投資に回さず貯蓄に回したり(ほとんど金利つかないので)タンスに眠らせることにより、複利効果を発揮することをしないという残念な運用となります。
複利効果の威力を見ていきましょう。
10万円を20歳の時から年利5%で運用していくとします。
複利運用は利益を再投資をし、単利運用は利益をタンスにでも眠らせたと仮定しましょう。
最初の10年間くらいの間ではそこまでの違いが出ていませんが、やはり時間の力を使うのが必要で時間がたてばたつほどみるみる差が大きくなっていくのが解りますね。
上のグラフは運用額の伸びを示したものです。
赤線の単利運用は一直線にしか伸びてませんが、青線の複利運用は長期で運用するほど毎年リターンが大幅に伸びていくのが解りますね。
この様な働きをしてくれる運用方法を複利運用と呼びます。
つまり複利効果を使った投資というものは若いうちからやる方が有利だということです。
理論上、上表や上図の様なリターンを得る事が出来るからです。
慎之介です。
私は気づくのが遅かった方です。(情報弱者だったのです)
20歳のころに複利効果という秘密の果実を知っていれば今頃相当な額の資産を持っていると後悔する日々です。
現在34歳。今年35歳遅くなりましたがIDECOを始めました。
来年度からは積み立てNISAを始めます。
リタイアまで残り30年位でしょうか。健康と運用に気を付け頑張っていきたいと思います。
今は生活コストを下げ投資に回すお金を増やしていますが、そもそも低収入な事も問題視せねばなりません。
生きるということには自給自足をしない限りコストがかかります。税金だけではなく食費、光熱費、家族がいらしゃったらレジャー費などもあるでしょう。
しかし豊かに生きようと思えば若いころにコストを抑え資産形成をし家族が出来てから家族のためにお金を使えばよいのです。
読んで頂き有難う御座いました。