投資信託解説【楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド 愛称:楽天バンガード・ファンド(米国高配当株式) 通称:楽天VYM】
楽天・米国高配当株式インデックスファンドとはどのようなファンドなのかを解説していきたいと思います。
1.インデックス ベンチマーク
FTSEハイディビデント・イールド・インデックス(円換算)に連動する投資成果を目指しています。
「FTSEハイディビデント・イールド・インデックス」とは米国株式市場における高配当利回りの銘柄を対象としREITを除く約400銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数です。
「FTSEハイディビデント・イールド・インデックス(円換算)」とはFTSEハイディビデント・イールドインデックスに委託会社が日々の為替レートを乗じて算出したものです。
米国市場の大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を重点的に組み入れています。
指数の中身を見ていきましょう。(2017年9月時点)
組み入れ銘柄上位10社です。
1.マイクロソフト 5.8%
2.ジョンソン&ジョンソン 3.6%
3.エクソン・モービル 3.6%
4.JPモルガンチェース 3.5%
5.ウェルズファーゴ 2.6%
6.AT&T 2.5%
7.P&G 2.4%
8.シェブロン 2.2%
9.ファイザー 2.1%
10.ゼネラルエレクトリック 2.2%
セクター別組み入れ比率です。
1.テクノロジー 14.55%
2.金融 13.72%
3.消費財 13.54%
4.ヘルスケア 13.17%
5.資本財 12.08%
6.石油ガス 9.26%
7.公益 8.21%
8.消費者サービス 7.00%
9.通信サービス 4.82%
10.素材 3.29%
2.コスト
0.2096%です。
安いですね。有難うございます。
3.投資対象
バンガード・米国高配当株式ETFインデックスに投資して行きます。
バンガードとは世界最大級の運用会社です。
運用資産残高は499兆円を誇ります。
またローコストリーダーでありバンガードはインデックスファンドのシェア率約4割世界シェア率で1位を誇ります。
4.まとめ
楽天バンガードファンドは総じて低コストに仕上げており、投資家としてはうれしい限りです。
高配当を低コストで自動再投資する当ファンドは優良ファンドでいえると思います。
つみたてNISAに採用されるのが待ち遠しいファンドと言えます。
慎太郎です。
高配当銘柄は景気に左右されがちです。
組み入れ上位銘柄セクター等は特に景気に左右されますのでご注意を。
しかしながら米国の景気はとても良いです。また向こう30年間米国にかなう経済大国の出現が無いことを考えますと、高配当株式インデックスにドルコスト平均を使って投資をしていくことは妙味があると考えられます。