情報弱者の慎之介が勉強しながら投資を実践していくブログです

ファンダメンタルズ【シェブロン:CVX】

シェブロンの企業解析をして行きます。

従業員数:55200人

時価総額:244031ドル(百万ドル)

業種:石油:ガス精製

1.企業概要

シェブロンは子会社及び関係会社への投資を管理し、総合エネルギー、化学物質オペレーションに従事する米国と国際子会社に対して行政、金融、管理及び技術支援サービスを提供する企業です。

事業内容

上流事業は主に原油天然ガスの探査・開発・生産・液化天然ガスに関連する加工・液化・輸送・国際石油パイプラインによる原油輸送プロジェクトを行っています。

下流事業は原油から石油製品への精製、パイプライン・船舶・鉄道輸送による原油・精練製品輸送並びに工業用プラスチック、燃料と潤滑油添加剤の製造・販売を行っています。

1.チャートを見てみましょう。

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 やはり原油の価格に左右されやすいようですね。

2.ERSの経年変化(1株当たりの利益額です)

2012年13.43ドル

2013年11.18ドル

2014年10.21ドル

2015年2.48ドル

2016年-0.27ドル

みごとに下降の一途をだどっていますね。

しかし石油関連銘柄はどうしても石油の価格に左右されますので仕方がない側面もあります。

3.ROE(株主の資金を使い利益をあげる効率を示しています。)

-0.33です。

見事にマイナスですね。

4.PER(企業の収益に対して株価が割安かはかる指数です)

一般的に15倍以下なら割安と言われています。

予想ですが28.31倍です。割高そうですね。

5.自己資本比率

55.97%ですこれは良いですね。

6.営業利益(百万ドル)

2012年39492

2013年27726

2014年19241

2015年-146

2016年-4320

見事に下がっていますね。

7.まとめ

やはり石油関連全般ですが先行きは不透明なようです。

石油という限られた資産に業績が左右される以上投資先としては不安な側面は拭えません。投資判断はCクラスですね。

 慎之介です。

個人的に石油関連に業績が左右される会社は好みません。

何故ならそれは政治色が強く反映されるからです。

高配当株ですが、業績が良くないのに増配する銘柄というのは買いにくいものです。

だって株を買ってほしいから増配するのですから。

そう考えるとやはり増配とは増収増益の会社がするべきでそれが株主への還元というべきものだと考えるからです。

4.5年に渡って減収減益の会社が増配するというのはある意味資金が欲しいからという考え方にもなりますね。

読んで頂き有難うございました。