投資信託解説【ひふみ投信(ひふみプラスについて)】
ひふみ投信(ひふみプラス)とはどのような投資信託か解説していきます。
ひふみ投信の運用会社名はレオス・キャピタルワークス株式会社です。
ひふみ投信には大きく3つのファンドがあります。
1.ひふみ投信 レオスキャピタルワークス(株)から直接購入するファンドです。
信託報酬は年1.0584%となっております。
2.ひふみプラス 証券会社や販売会社を通じて購入するファンドです。
当記事はひふみプラスについて書いたものです。
信託報酬は年1.0584%です。
3.ひふみ年金
確定拠出年金制度を利用して購入するファンドです。
信託報酬は年0.8208%です。
3つのファンドともマザーファンドが同じですので組み入れ銘柄や比率は同じ内容になっております。
1.投資対象
現在では主に日本株と若干米株に投資をしております。
(米株を組み入れたのは2017年からです。)
目論見書に書かれている投資対象は株式となっており、投資対象地域の欄にはグローバルと書かれておりますので今後色々な国の株に投資する可能性もあるという事です。
2.ファンドの特色
国内外の上場株式を主要な投資対象とし、市場価格が割安と考えられる銘柄を選別して長期的に投資していきます。
国内外の長期的な経済循環や経済構造の変化、経済発展段階などを総合的に勘案し、適切な国内外株式市場を選びます。
長期的な産業のトレンドを勘案しつつ定性・定量の両方面から徹底的な調査・分析を行い業種や企業規模にとらわれることなく、長期的な将来価値に対してその時点での市場価値が割安と考えられる銘柄に長期的に選別投資します。
大きな特色として現金の比率を最大50%まで引き上げることがファンドの大きな特徴です。
運用チームが相場環境を見ながら現金の比率を判断しております。
現金比率を引き上げることのメリットは急激な下げ相場時に下げ幅が小さくて済むことです。藤野社長がよくおっしゃる「守りながら増やす」とは基準価格を下げにくい事を考えておられるからです。
3.ファンドの中身
組み入れ銘柄上位10社です。
1.マイクロソフト 1.75%
2.共立メンテナンス 1.68%
3.東京センチュリー 1.68%
4.あい ホールディングス 1.65%
5.ルネサスエレクトロニクス 1.62%
6.古河電気工業 1.59%
7.アマゾンドットコム 1.54%
8.アマノ 1.53%
9.兼松 1.52%
10.九電工 1.51%
セクター別組み入れ比率です。
1.サービス業 14.93%
2.情報・通信業 12.79%
3.電気機器 12.74%
4.小売業 8.06%
5.化学 6.53%
6.卸売業 6.27%
7.非鉄金属 5.45%
8.建設業 4.74%
9.機械 4.49%
10.その他海外株 3.29%
銘柄選定には人と時間をかけており、実際に投資先の会社の社長や経営陣と話をし、どのような企業であるか、また将来性などを勘案し銘柄を選定しているようです。
4.コスト
信託報酬は1.0584%とアクテイブファンドであること、また銘柄選定に人件費と時間を割いていることを考えれば割安だと思います。
5.過去の実績
設定来のチャートです。青色のグラフがひふみ投信の実績です。
2012年運用開始から現在では約4倍になっていますね。
6.まとめ
ひふみ投信を運営しているレオスキャピタルワークス社長の藤野さんはカンブリア宮殿や堀江貴文氏の著書「多動力」にも出てくる投資の世界では有名な方です。
また藤野社長が書かれておられる投資に関する著書も多数あります。
過去の実績から考えてもアクティブ投信の中では屈指の高成績ファンドといえます。
また月次のレポート等を藤野社長はじめレオスの社員の方々がユーチューブ等で公開しておりますので、顔の見える投信という意味でも投資しやすいファンドで有るということが言えます。
慎之介です。
私は昨年よりNISA口座でひふみ投信を買い付け保有しております。
当初カンブリア宮殿に藤野社長が出演なさっているのを拝見し衝撃をうけました。
同時にNISA口座を開くきっかけになったのも同番組を拝見させていただいたのが大きいと思います。
実際にひふみ投信は素晴らしいパフォーマンスを頂いております。
上記の通り現在の基準価格2018年1月15日時点で43315円ですので。
投資額575350円 評価額696146円 リターン120796円 損益率+20.99%となっております。
年頭にも書かしていただきましたが今年のNISA口座ではひふみ投信に全力投球致します。
月次でリポート致します。
読んでいただき有難うございました。