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制度解説【IDECO(個人型確定拠出年金)】

IDECO(個人型確定拠出年金とはどのような制度なのかを解説していきます。

加入すべきかどうかまた加入するならどういった金融機関にすべきかを迷っている人に読んで頂き参考にして頂ければ幸いです。

IDECOとは個人型の「確定拠出年金」の事でご自分で毎月年金の掛け金を積み立てご自分で運用して老後資金を作る制度です。

言い換えるなら自分年金です。

1.投資対象

投資対象には投資信託への投資または元本保証型の定期預金等も用意されています。

投資信託への投資に関しましてはあくまで投資ですので元本を下回る可能性があります。

また元本保証型の定期預金についても日本政府はインフレ率2%を目標に抱えていますので、目標を達成することができた場合、現在の定期預金の利息が0.01%~0.02%であることを考えると実質的に資産は物価に対しマイナスに目減りすることになります。

一つの商品へ投資する必要はありません。ご自身で定期預金へ50%投資信託Aへ25%投資信託Bへ25%等細かく設定することが可能です。

2.加入する事のメリット

メリット1.掛け金は全額所得控除になります。

所得控除とは税率は所得によって変わりますが最低で15%(所得税5%+住民税10%)最大で55%(所得税45%+住民税410%)最低税率の方で考えても年間拠出額の15%分は翌年の税金が安くなります。

メリット2.運用益の非課税

一般口座では投資信託を売却した場合や配当が出た場合など利益に対し(運用益)税金が徴収されます。

IDECO口座で積み立て得た運用益に関しましては全額非課税となります。

通常投資で得た利益に関しましては20.315%の税金を払うことになります。

それが非課税になりますので、運用益が出た場合のメリットは大きいです。

メリット3.受け取り時にも節税がある

IDECOで積み立てた資金を1時金として受け取る場合は退職所得控除、年金として毎月受け取る場合は公的年金控除を適用する事が出来ます。

 3.掛け金について

月額5000円以上であれば1000円単位で限度額内でご自身で選べます。

掛け金は月額5000円以上であれば年1回変更可能です。

2018年1月より年単位で掛け金を支払うことが可能になりました。

これによりボーナス時にまとめて拠出することが可能になり、ご自身のライフプランに合わせた拠出が可能になりました。

掛け金限度額は第何号被保険者であるかにより異なります。

第1号被保険者(自営業者など)

月額68000円 年額81万6000円まで拠出可能です。

第2号被保険者(会社員など)

会社に企業年金がない方 

月額23000円まで 年額27万6000円まで拠出可能です。

企業型確定拠出年金のみ加入の場合

月額20000円まで 年額24万000円まで拠出可能です。

公務員の方

月額12000円まで 年額14万4000円まで拠出可能です。

専業主婦(主夫)の方

月額23000円まで 年額27万6000円まで拠出可能です。

以上が個人型確定拠出年金の解説になります。

また証券会社選びですが、楽天証券SBI証券が手数料・利便性・豊富な金融商品などにおいて2択となると考えます。

 慎之介です。

慎之介は昨年からIDECOに加入しております。

今現在は独身の身ですので積み立て額は私が拠出できる限度額である23000円です。

また積み立て商品は楽天VTと楽天VTIです。

月次でパフォーマンスをリポートしていきます。

私は現在34歳です。老後のことを考える年齢に達しました。

読んで頂いた方にとっても加入資格がある人方なら非常に良い制度だと考えます。

定期預金100%でも節税効果がありますので普通に定期預金で積み立てるより断然お得です。

読んで頂き有難うございました。