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投資信託解説【楽天・新興国株式インデックス・ファンド】

楽天新興国株式インデックス・ファンドについてどのようなファンドか解説していきます。

1.インデックス ベンチマーク

FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップに(中国A株含む)・インデックスの指数へ連動する投資成果を目指します。

国別構成比率です。

1.中国       31.1%

2.台湾       14.9%

3.インド      11.4%

4.ブラジル       8.6%

5.南アフリカ              7.0%

6.メキシコ                  3.9%

7.タイ                         3.9%

8.ロシア                     3.7%

9.マレーシア              3.3%

10.インドネシア        2.4%

中国が30%以上を占めていますので、中国の景気動向がかなり指数を左右します。

組み入れ銘柄順位は社名を見ても良く分かりませんが組み入れ上位1位は中国のIT企業テンセントで4.6%です。

また昨年シャープを子会社化したフォンハイ精密工業(台湾)は組み入れ順位7位で1.0%入っています。

2.コスト

年0.2696%程度です。

実質的なコストは決算後にならないと解りません。

しかしながらバンガード社及び楽天投資顧問の取り分も低めに設定されており、新興国へ投資するファンドとしては格安のコストとなるでしょう。

新興国へ投資するファンドとしては信託報酬が1%を超えるものが大多数なため、現在の時点では最安ファンドとなることでしょう。

3.投資対象

バンガードFTSEエマージングマーケッツETFへ投資をしていきます。

FTSEエマージングマーケッツオールキャップ(含む中国A株)とは時価総額比重インデックスで全世界の新興国市場の大型株・中型株・小型株のパフォーマンスを表します。

 

4.まとめ

低コストで新興国への投資が可能になる画期的な投資信託と言えます。

新興国株式へ投資するファンドとしては最適解の一つになり得ると考えます。

米国・先進国への投資+新興国の成長期待を大きく感じる方は分散投資という見方においても組み入れるべき銘柄と考えます。

 慎之介です。

新興国の成長は近年目覚ましいものがあります。

私もNISA口座でインドネシアベトナムとインドへそれぞれ投資する投資信託保有しておりますがいずれも堅調に推移してくれております。

長期的に考えると。

組み入れ上位1位が30%以上の比率で中国(共産国)だということは一つ考えるべきポイントです。

共産国はいずれグローバル化のなみにおされ民主主義化をよぎなくされると考えています。

その時点で経済動向がどうなるか、はかりしれないマイナスのインパクトを受ける可能性も存在します。

はかりしれないプラスに作用するのかもしれませんが、考えるべきポイントであることは間違いないでしょう。