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投資信託解説【楽天・全世界インデックスファンド 愛称:楽天バンガード・ファンド(全世界株式) 通称:楽天VT】

 

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楽天・全世界インデックスファンドとはどのようなファンドかを解説していきたいと思います。

1.インデックス ベンチマーク

 FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算)に連動する投資成果を目指しています。「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」とは大型株、中型株、小型株まで網羅する全世界の株式市場の動向を表す時価総額加重平均型指数です。構成銘柄は米国・欧州・日本を含む先進国株式に加えて中国やインドなどの新興国株式を含み、その数は2017年7月31日時点で7400銘柄にも及びます。「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算)」とは、委託会社が「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」に日々の為替レートを乗じて算出します。指数の構成国と比率上位10か国です。

  1. 米国     54.0%            6.フランス              2.8%  
  2. 日本       8.2%            7.スイス               2.7%
  3. イギリス     5.9%                 8.オーストラリア   2.5%
  4. カナダ                3.2%            9.中国                     2.2%
  5. ドイツ                2.8%             10.韓国               1.6%

組み入れ銘柄比率上位10社です。

  1. アップル        1.62%    6.アマゾン                               0.72%        
  2. マイクロソフト     1.07%    7.フェイスブック                       0.67%
  3. エクソン・モービル   0.75%    8.ウェルズファーゴ                   0.64%
  4. ジョンソン&ジョンソン 0.74%    9.ゼネラル・エレクトリック    0.58%
  5. JPモルガン・チェース 0.72%    10.AT&T                               0.57%

2.投資対象

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(ティッカー:VT)という上場投資信託に投資していきます。バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(以下:VT)とはザ・バンガード・グループ・インクが運用し実質的な投資対象は全世界株式です。上述したようにベンチマークはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスです。バンガードとは世界最大級の運用会社であり運用残高は499兆円を誇ります。またローコストリーダーでもありバンガードのファンドの平均経費率は0.17%程度となっております。(VTの管理報酬等は0.11%です)またインデックスファンドの世界シェア№1でありインデックス運用商品の約4割のシェアを握っております。

VTの10年基準価格の推移を見ましょう。

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ほぼ右肩上がりですね。米国の経済状況が大きく左右します。

 

 3.コスト

VTの管理報酬       年0.11%(管理手数料)

楽天証券取り分       年0.1296%

実質コスト(上記合計)   年0.2396%

元々バンガード社のインデックスファンドはローコストでシェアを拡大してきました。

加えて楽天証券さんの取り分も控えめに設定して頂いているので当該投資信託は長期投資における最適解の一つになり得ます。

 

4.販売会社

楽天と名前がついているため楽天証券でしか買えないのかというとそうではありません。

販売会社は下記の通りです。

楽天証券 マネックス証券 SBI証券 エイチエス証券 立花証券 松井証券 ジャパンネット銀行 岡三オンライン証券

 

5.まとめ

2018年から積み立てNISAが始まりました。

20代から30代半ばまでの方にとってはこのファンドを進めたいと思います。

投資対象が全世界ですので全世界の経済のリターンをそのまま享受することが可能です。

慎之介です。

これからIDECOの方で当該ファンドを積み立てて行きます。

月次でリポートとしていきますので読んで頂ければ幸いです。